手宮線(てみやせん)は、北海道(後志支庁)小樽市の南小樽駅から同市内の手宮駅を結んで日本国有鉄道(国鉄)が運営していた鉄道路線(貨物線)である。北海道で最初の鉄道(官営幌内鉄道)の開業区間の一部で、石炭や海産物の積み出しで賑わったが、1985年(昭和60年)11月5日に廃止となった。旧手宮鉄道施設(現・小樽市総合博物館本館)は国指定重要文化財。線路は保存されて日本遺産「炭鉄港」の一部となっているほか、散策イベントや観光にも利用されている()。