従一位麗子本源氏物語(じゅいちいれいしほんげんじものがたり)とは、源麗子により平安時代末期に作成されたとされる源氏物語の写本のことである。麗子本(れいしほん)や京極北政所本(きょうごくきたのまんどころほん)と呼ばれることもある。本項目では昭和時代初期に発見され1945年(昭和20年)の第二次世界大戦終戦時の混乱で失われた本写本の転写本と見られる古写本についても述べる。