「胡蝶」(こちょう)は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。第24帖。玉鬘十帖の第3帖。巻名は紫の上と秋好中宮が贈答した和歌「花ぞののこてふをさへや下草に秋まつむしはうとく見るらむ」及び「こてふにもさそはれなまし心にありて八重山吹をへだてざれせば」に因む。