当番弁護士制度(とうばんべんごしせいど)とは、刑事事件で逮捕された被疑者に対して、起訴される前の段階であっても、弁護人依頼権を保障することを目的として、日本弁護士連合会により提唱・設置された制度である。 逮捕された被疑者が警察、海上保安庁、麻薬取締部などの捜査当局を通じて、または家族や知人などが地元の弁護士会へ依頼することによって、当番弁護士による初回の接見を無料で受けることができ、防御の手段等のアドバイスや法律相談を受けたり、弁護の依頼を行うことができる。