川崎縦貫高速鉄道(かわさきじゅうかんこうそくてつどう)は、1960年代より川崎市が運輸省(当時)の審議会答申を受け、新百合ヶ丘駅 - 川崎駅間に建設を計画していた鉄道路線(未成線)。川崎市交通局を事業主体とする地下鉄路線として計画されていたことから川崎市営地下鉄とも呼ばれた。 計画ルートはたびたび変更されている。2000年の運輸政策審議会答申第18号で、新百合ヶ丘 - 川崎間が2015年度までに開業すべき路線と位置づけられ、新百合ヶ丘駅から東急東横線元住吉駅を経て川崎駅(その先は京急大師線との乗り入れ)を目指していた。このうち新百合ヶ丘 - 元住吉間で鉄道事業許可が取得され、環境アセスメント調査まで実施していたが、2005年に同区間の事業許可を廃止した上で新百合ヶ丘駅 - 武蔵小杉駅間の計画に変更された後、2012年度をもって会計が廃止された。その後も整備計画は進まず、2015年度をもって計画休止となり、2018年3月に総合都市交通計画の中間見直しの中で計画廃止が決定された。