安永 浩(やすなが ひろし、1929年 - 2011年)は、日本の医学者、精神科医。専門は精神病理学。元東京大学医学部助教授。学位は、医学博士(東京大学・1960年)。東京生まれ。 統合失調症に関してファントム理論(詳細は後述)を著した。笠原嘉、中井久夫、木村敏、宮本忠雄らと共に、日本の精神病理学第2世代を代表する人物である。 統合失調症に関するワークショップの成果をまとめた『分裂病の精神病理』にも参加した(詳細は当該記事を参照)。日本精神病理学会所属。