天保奴(テンボド、? - 1388年)は、北元のウスハル・ハーン(天元帝トグス・テムル)の息子で、モンゴル帝国の皇族。 「天保奴」は明朝側からの呼称で、正確なモンゴル語名は不明。ただし、18世紀以後に漢文史料の知識も交えて編纂された『』などのモンゴル語史料では、「タヤンブー・ヌー(Tayanbuu nuu)」とモンゴル語表記されている。