地保奴(ディボド、生没年不詳)は、北元のウスハル・ハーン(天元帝トグス・テムル)の息子で、モンゴル帝国の皇族。 「地保奴」は明朝側からの呼称で、正確なモンゴル語名は不明。ただし、18世紀以後に漢文史料の知識も交えて編纂された『』などのモンゴル語史料では「テブー・ヌー(Tebuu nuu)」とモンゴル語表記されている。