大家令(だいかれい、英語: Lord High Steward)はイギリスの国務大官の1位にあたる官職で、大法官の上にあたる。1421年以降のほとんどの時期は空位であり、特定の式典のために特別に任命されるにすぎず、現代ではその式典も戴冠式に限定されている。 において、大家令は聖エドワード王冠を持つ役割がある。また以前は貴族院における貴族の弾劾裁判で裁判官を務め、判決を下す役割もあったが、貴族院における貴族の弾劾裁判は1948年刑事裁判法により廃止された。過去の貴族弾劾裁判では大法官が臨時の大家令に任命されることが多く、また議会の閉会中は貴族弾劾裁判を行う「大家令裁判所」(Court of the Lord High Steward)もあった。