大串貝塚(おおぐしかいづか)は、日本の茨城県水戸市塩崎町1064-1に所在する縄文時代前期の貝塚である。『常陸国風土記』に巨人伝説の地「大櫛之岡」として言及されており()、これは縄文時代(石器時代)の貝塚(遺跡)が古文献に記された最古の例として知られる。遺跡の平坦部分は削平されているが、斜面の貝層部分は1970年(昭和45年)5月11日付で国の史跡に指定されており「大串貝塚ふれあい公園」として整備されている。