『壊れた扉から』(こわれたとびらから)は、日本のシンガーソングライターである尾崎豊の3作目のオリジナル・アルバム。英題は『THROUGH THE BROKEN DOOR』(スルー・ザ・ブロークン・ドア)。 1985年11月28日にCBSソニーからリリースされた。前作『回帰線』(1985年)よりおよそ8か月ぶりにリリースされた作品であり、作詞・作曲は尾崎、プロデュースは須藤晃およびHeart Of Klaxonが担当している。レコーディングはソニー信濃町スタジオにて行われ、編曲は前作に引き続き西本明が担当している他、バックバンドとしてツアーに参加していたHeart Of Klaxonが尾崎と共に担当している。前作までに顕著であった大人や社会に対する反抗的なメッセージ性は希薄となり、内省的な自問自答を題材とした曲が多く収録されている。

Property Value
dbo:abstract
  • 『壊れた扉から』(こわれたとびらから)は、日本のシンガーソングライターである尾崎豊の3作目のオリジナル・アルバム。英題は『THROUGH THE BROKEN DOOR』(スルー・ザ・ブロークン・ドア)。 1985年11月28日にCBSソニーからリリースされた。前作『回帰線』(1985年)よりおよそ8か月ぶりにリリースされた作品であり、作詞・作曲は尾崎、プロデュースは須藤晃およびHeart Of Klaxonが担当している。レコーディングはソニー信濃町スタジオにて行われ、編曲は前作に引き続き西本明が担当している他、バックバンドとしてツアーに参加していたHeart Of Klaxonが尾崎と共に担当している。前作までに顕著であった大人や社会に対する反抗的なメッセージ性は希薄となり、内省的な自問自答を題材とした曲が多く収録されている。 先行シングルとして「DRIVING ALL NIGHT」がリリースされているが、シングルには同年8月25日の大阪球場公演時のライブバージョンが収録されており、スタジオ録音バージョンは本作にて初収録となった。また、本作リリースから16年後に映画『LOVE SONG』(2001年)の主題歌として使用された「Forget-me-not」がリカットとしてリリースされた。本作はオリコンチャートにて5位となった。批評家たちからはバンドサウンドを目指した音楽性に対しては肯定的な意見が多かったものの、内省的となった歌詞やメッセージ性に対しては賛否両論となった。 (ja)
  • 『壊れた扉から』(こわれたとびらから)は、日本のシンガーソングライターである尾崎豊の3作目のオリジナル・アルバム。英題は『THROUGH THE BROKEN DOOR』(スルー・ザ・ブロークン・ドア)。 1985年11月28日にCBSソニーからリリースされた。前作『回帰線』(1985年)よりおよそ8か月ぶりにリリースされた作品であり、作詞・作曲は尾崎、プロデュースは須藤晃およびHeart Of Klaxonが担当している。レコーディングはソニー信濃町スタジオにて行われ、編曲は前作に引き続き西本明が担当している他、バックバンドとしてツアーに参加していたHeart Of Klaxonが尾崎と共に担当している。前作までに顕著であった大人や社会に対する反抗的なメッセージ性は希薄となり、内省的な自問自答を題材とした曲が多く収録されている。 先行シングルとして「DRIVING ALL NIGHT」がリリースされているが、シングルには同年8月25日の大阪球場公演時のライブバージョンが収録されており、スタジオ録音バージョンは本作にて初収録となった。また、本作リリースから16年後に映画『LOVE SONG』(2001年)の主題歌として使用された「Forget-me-not」がリカットとしてリリースされた。本作はオリコンチャートにて5位となった。批評家たちからはバンドサウンドを目指した音楽性に対しては肯定的な意見が多かったものの、内省的となった歌詞やメッセージ性に対しては賛否両論となった。 (ja)
dbo:releaseDate
  • 1928-01-01 (xsd:date)
dbo:thumbnail
dbo:title
  • 壊れた扉から (ja)
  • (THROUGH THE BROKEN DOOR) (ja)
  • 壊れた扉から (ja)
  • (THROUGH THE BROKEN DOOR) (ja)
dbo:wikiPageID
  • 345637 (xsd:integer)
dbo:wikiPageLength
  • 28417 (xsd:nonNegativeInteger)
dbo:wikiPageRevisionID
  • 92644684 (xsd:integer)
dbo:wikiPageWikiLink
prop-ja:align
  • right (ja)
  • right (ja)
prop-ja:arrangementsCredits
  • yes (ja)
  • yes (ja)
prop-ja:arranger
prop-ja:artist
prop-ja:chartPosition
  • *5位(オリコン) (ja)
  • *5位(オリコン) (ja)
prop-ja:ean
  • (ja)
  • (1992年・MD) (ja)
  • (2013年・CD) (ja)
  • (2001年・CD) (ja)
  • (1991年・CD) (ja)
  • (2009年・CD) (ja)
  • (ja)
  • (1992年・MD) (ja)
  • (2013年・CD) (ja)
  • (2001年・CD) (ja)
  • (1991年・CD) (ja)
  • (2009年・CD) (ja)
prop-ja:extra
  • ストリングス&コーラス・アレンジ:西本明 (ja)
  • コーラス・アレンジ:町支寛二 (ja)
  • ストリングス&コーラス・アレンジ:西本明 (ja)
  • コーラス・アレンジ:町支寛二 (ja)
prop-ja:extraColumn
  • 備考 (ja)
  • 備考 (ja)
prop-ja:genre
prop-ja:headline
  • A面 (ja)
  • B面 (ja)
  • A面 (ja)
  • B面 (ja)
prop-ja:label
prop-ja:lastAlbum
  • (1985年) (ja)
  • 『回帰線』 (ja)
  • (1985年) (ja)
  • 『回帰線』 (ja)
prop-ja:length
  • 48 (xsd:integer)
  • 230.0 (dbd:second)
  • 247.0 (dbd:second)
  • 271.0 (dbd:second)
  • 314.0 (dbd:second)
  • 326.0 (dbd:second)
  • 341.0 (dbd:second)
  • 377.0 (dbd:second)
  • 380.0 (dbd:second)
  • 392.0 (dbd:second)
prop-ja:misc
  • 0001-10-21 (xsd:gMonthDay)
prop-ja:name
  • (ja)
  • 壊れた扉から (ja)
  • (ja)
  • 壊れた扉から (ja)
prop-ja:nextAlbum
  • (1987年) (ja)
  • 『LAST TEENAGE APPEARANCE』 (ja)
  • (1987年) (ja)
  • 『LAST TEENAGE APPEARANCE』 (ja)
prop-ja:note
  • ALTERNATIVE (ja)
  • BASE CAMP (ja)
  • DONUTS SHOP (ja)
  • RULES ON THE STREET (ja)
  • GRIEF (ja)
  • SOMEBODY BEEPS A KLAXON (ja)
  • ALTERNATIVE (ja)
  • BASE CAMP (ja)
  • DONUTS SHOP (ja)
  • RULES ON THE STREET (ja)
  • GRIEF (ja)
  • SOMEBODY BEEPS A KLAXON (ja)
prop-ja:producer
prop-ja:quote
  • 俺は、新しい第一歩のために、この命を、賭ける。それが俺の生き方だ。笑いたい奴は笑え。俺を信じる奴はついて来い。俺は真実を求め歩き続けるお前らを愛している。 (ja)
  • 僕がこのアルバムに関してやれたのは、尾崎が泥水の中でのたうちまわりながら、時々パーッて息継ぎをした瞬間に、写真をパチッパチッと撮ってやるような仕事だった。それは何を意味するかというと、いくつかの曲に『路上のルール』とか『失くした1/2』といったタイトルをつけてやることだった。それでなんとか、また日常の中で問題意識を持って、普通の悩める少年として歌えるようになってくれればと願って。 (ja)
  • このアルバム全体を通して言えるのは、彼の喪失感みたいなものがすごく強く出ていることだ。なくしたものに対する未練とか、すがりつこうとする気分が、どうにも吹っ切れてはいない。それが『壊れた扉から』の魅力にもなっているが、生傷から、まだ血がポタポタたれているようだ。 (ja)
  • 俺は、新しい第一歩のために、この命を、賭ける。それが俺の生き方だ。笑いたい奴は笑え。俺を信じる奴はついて来い。俺は真実を求め歩き続けるお前らを愛している。 (ja)
  • 僕がこのアルバムに関してやれたのは、尾崎が泥水の中でのたうちまわりながら、時々パーッて息継ぎをした瞬間に、写真をパチッパチッと撮ってやるような仕事だった。それは何を意味するかというと、いくつかの曲に『路上のルール』とか『失くした1/2』といったタイトルをつけてやることだった。それでなんとか、また日常の中で問題意識を持って、普通の悩める少年として歌えるようになってくれればと願って。 (ja)
  • このアルバム全体を通して言えるのは、彼の喪失感みたいなものがすごく強く出ていることだ。なくしたものに対する未練とか、すがりつこうとする気分が、どうにも吹っ切れてはいない。それが『壊れた扉から』の魅力にもなっているが、生傷から、まだ血がポタポタたれているようだ。 (ja)
prop-ja:recorded
prop-ja:released
  • 0001-11-28 (xsd:gMonthDay)
prop-ja:rev
  • CDジャーナル (ja)
  • 尾崎豊 Forget Me Not (ja)
  • 文藝別冊 尾崎豊 (ja)
  • 音楽誌が書かないJポップ批評 尾崎豊 (ja)
  • (和合亮一) (ja)
  • (松井巧) (ja)
  • (北小路隆志) (ja)
  • CDジャーナル (ja)
  • 尾崎豊 Forget Me Not (ja)
  • 文藝別冊 尾崎豊 (ja)
  • 音楽誌が書かないJポップ批評 尾崎豊 (ja)
  • (和合亮一) (ja)
  • (松井巧) (ja)
  • (北小路隆志) (ja)
prop-ja:rev1score
  • 否定的 (ja)
  • 否定的 (ja)
prop-ja:rev2score
  • 否定的 (ja)
  • 否定的 (ja)
prop-ja:rev3score
  • 否定的 (ja)
  • 否定的 (ja)
prop-ja:rev4score
  • 肯定的 (ja)
  • 肯定的 (ja)
prop-ja:rev5score
  • 肯定的 (ja)
  • 肯定的 (ja)
prop-ja:rev6score
  • 肯定的 (ja)
  • 肯定的 (ja)
prop-ja:source
  • 尾崎豊, (ja)
  • 須藤晃, (ja)
  • 尾崎豊, (ja)
  • 須藤晃, (ja)
prop-ja:thisAlbum
  • (1985年) (ja)
  • 『壊れた扉から』 (ja)
  • (1985年) (ja)
  • 『壊れた扉から』 (ja)
prop-ja:title
  • Forget-me-not (ja)
  • ドーナツ・ショップ (ja)
  • 失くした1/2 (ja)
  • 米軍キャンプ (ja)
  • 路上のルール (ja)
  • Driving All Night (ja)
  • Freeze Moon (ja)
  • (ja)
  • 誰かのクラクション (ja)
  • Forget-me-not (ja)
  • ドーナツ・ショップ (ja)
  • 失くした1/2 (ja)
  • 米軍キャンプ (ja)
  • 路上のルール (ja)
  • Driving All Night (ja)
  • Freeze Moon (ja)
  • (ja)
  • 誰かのクラクション (ja)
prop-ja:totalLength
  • 1424.0 (dbd:second)
  • 1454.0 (dbd:second)
prop-ja:type
prop-ja:width
  • 230 (xsd:integer)
prop-ja:wikiPageUsesTemplate
dct:subject
rdf:type
rdfs:comment
  • 『壊れた扉から』(こわれたとびらから)は、日本のシンガーソングライターである尾崎豊の3作目のオリジナル・アルバム。英題は『THROUGH THE BROKEN DOOR』(スルー・ザ・ブロークン・ドア)。 1985年11月28日にCBSソニーからリリースされた。前作『回帰線』(1985年)よりおよそ8か月ぶりにリリースされた作品であり、作詞・作曲は尾崎、プロデュースは須藤晃およびHeart Of Klaxonが担当している。レコーディングはソニー信濃町スタジオにて行われ、編曲は前作に引き続き西本明が担当している他、バックバンドとしてツアーに参加していたHeart Of Klaxonが尾崎と共に担当している。前作までに顕著であった大人や社会に対する反抗的なメッセージ性は希薄となり、内省的な自問自答を題材とした曲が多く収録されている。 (ja)
  • 『壊れた扉から』(こわれたとびらから)は、日本のシンガーソングライターである尾崎豊の3作目のオリジナル・アルバム。英題は『THROUGH THE BROKEN DOOR』(スルー・ザ・ブロークン・ドア)。 1985年11月28日にCBSソニーからリリースされた。前作『回帰線』(1985年)よりおよそ8か月ぶりにリリースされた作品であり、作詞・作曲は尾崎、プロデュースは須藤晃およびHeart Of Klaxonが担当している。レコーディングはソニー信濃町スタジオにて行われ、編曲は前作に引き続き西本明が担当している他、バックバンドとしてツアーに参加していたHeart Of Klaxonが尾崎と共に担当している。前作までに顕著であった大人や社会に対する反抗的なメッセージ性は希薄となり、内省的な自問自答を題材とした曲が多く収録されている。 (ja)
rdfs:label
  • 壊れた扉から (ja)
  • 壊れた扉から (ja)
prov:wasDerivedFrom
foaf:depiction
foaf:isPrimaryTopicOf
is dbo:wikiPageWikiLink of
is prop-ja:album of
is prop-ja:title of
is owl:sameAs of
is foaf:primaryTopic of