『十七歳の地図』(じゅうななさいのちず)は、日本のシンガーソングライターである尾崎豊の1枚目のオリジナル・アルバム。英題は『SEVENTEEN'S MAP』(セブンティーンズ・マップ)。 1983年12月1日にCBSソニーからリリースされた。CBSソニー主催の「SDオーディション」で合格した尾崎によるファーストアルバムであり、作詞・作曲は尾崎、プロデュースは須藤晃が担当している。レコーディングは1983年に東京都内で行われ、浜田省吾が所属していたロックバンドである愛奴メンバーであった町支寛二や青山徹が参加しており、編曲は町支および浜田のバックバンドに所属していた西本明が担当している。また、HOUND DOGのボーカリストである大友康平がコーラスとして参加している。 オリコンチャートでは1991年の再リリース盤が最高位2位となり、売り上げ枚数は113万枚でミリオンセラーとなった。その後の再リリース盤も含めると、総売り上げ枚数はおよそ300万枚となっている。多くの批評家たちからは肯定的に評価され、10代の心情を綴った歌詞が高い注目を集めた他、ブックオフオンラインの「邦楽名盤100選」に選定された。