『街路樹』(がいろじゅ)は、日本のシンガーソングライターである尾崎豊の4作目のオリジナル・アルバム。 1988年9月1日にマザーアンドチルドレンからリリースされた。CBSソニーからの移籍第一弾として前作『壊れた扉から』(1985年)よりおよそ3年ぶりにリリースされた作品であり、作詞・作曲は尾崎、プロデュースは吉野金次および樫原伸彦が担当。尾崎自身が20代となって初めて制作された作品となった。前作まではアルバムタイトルおよび各曲タイトルに英題が付けられていたが、本作では英題が付けられていない。 レコーディングは1987年から日本国内の様々なスタジオにて断続的に行われ、尾崎の急病による全国ツアーの中断や覚醒剤取締法違反での逮捕などにより当初のリリース予定を大幅に延期して制作された。レコード会社の移籍に伴い制作スタッフが一新されており、前作に引き続き社会への反抗的なメッセージ色は薄まり内省的な感情を綴った曲が大半を占めている。 先行シングルとして「核 (CORE)」がリリースされた。また本作以前にシングル「太陽の破片」がリリースされているが本作には未収録となった。本作はオリコンチャートにて最高位2位を獲得したが、批評家たちからは斬新なアレンジによるサウンドは評価されたものの、所属事務所との確執などから尾崎自身が望まない環境でのリリースであったために賛否両論の評価となった。

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  • 『街路樹』(がいろじゅ)は、日本のシンガーソングライターである尾崎豊の4作目のオリジナル・アルバム。 1988年9月1日にマザーアンドチルドレンからリリースされた。CBSソニーからの移籍第一弾として前作『壊れた扉から』(1985年)よりおよそ3年ぶりにリリースされた作品であり、作詞・作曲は尾崎、プロデュースは吉野金次および樫原伸彦が担当。尾崎自身が20代となって初めて制作された作品となった。前作まではアルバムタイトルおよび各曲タイトルに英題が付けられていたが、本作では英題が付けられていない。 レコーディングは1987年から日本国内の様々なスタジオにて断続的に行われ、尾崎の急病による全国ツアーの中断や覚醒剤取締法違反での逮捕などにより当初のリリース予定を大幅に延期して制作された。レコード会社の移籍に伴い制作スタッフが一新されており、前作に引き続き社会への反抗的なメッセージ色は薄まり内省的な感情を綴った曲が大半を占めている。 先行シングルとして「核 (CORE)」がリリースされた。また本作以前にシングル「太陽の破片」がリリースされているが本作には未収録となった。本作はオリコンチャートにて最高位2位を獲得したが、批評家たちからは斬新なアレンジによるサウンドは評価されたものの、所属事務所との確執などから尾崎自身が望まない環境でのリリースであったために賛否両論の評価となった。 (ja)
  • 『街路樹』(がいろじゅ)は、日本のシンガーソングライターである尾崎豊の4作目のオリジナル・アルバム。 1988年9月1日にマザーアンドチルドレンからリリースされた。CBSソニーからの移籍第一弾として前作『壊れた扉から』(1985年)よりおよそ3年ぶりにリリースされた作品であり、作詞・作曲は尾崎、プロデュースは吉野金次および樫原伸彦が担当。尾崎自身が20代となって初めて制作された作品となった。前作まではアルバムタイトルおよび各曲タイトルに英題が付けられていたが、本作では英題が付けられていない。 レコーディングは1987年から日本国内の様々なスタジオにて断続的に行われ、尾崎の急病による全国ツアーの中断や覚醒剤取締法違反での逮捕などにより当初のリリース予定を大幅に延期して制作された。レコード会社の移籍に伴い制作スタッフが一新されており、前作に引き続き社会への反抗的なメッセージ色は薄まり内省的な感情を綴った曲が大半を占めている。 先行シングルとして「核 (CORE)」がリリースされた。また本作以前にシングル「太陽の破片」がリリースされているが本作には未収録となった。本作はオリコンチャートにて最高位2位を獲得したが、批評家たちからは斬新なアレンジによるサウンドは評価されたものの、所属事務所との確執などから尾崎自身が望まない環境でのリリースであったために賛否両論の評価となった。 (ja)
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  • 混沌としすぎたものをもとめようとしてこじんまりとしていくという要素がぼくのなかにあった。 (ja)
  • 僕は今回の事件を通して何かを伝えたいと思っていたから、これがマスコミに発表されたからとか、世間に知れ渡ったからとか、だから社会的責任を感じて歌を作るっていうんじゃなくて、今回のことで感じた社会的な責任をどういうふうにして歌にしていくのか、それが僕自身の社会的責任だと思っています。 (ja)
  • 今回のレコード作りの中で、例えば曲調にしても、曲の詞にしても、ある種、自分自身ではものすごく納得できるんだけれども、そのそれを具体的にあてはめる時に、それが全てではないっていうような状況になってしまうことがある。そういう意味では、これからの曲っていうのは、もう少し、その部分をクリアーしているような詞の内容だったり、曲調だったりしたいなってのは考えている。 (ja)
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  • 今回のレコード作りの中で、例えば曲調にしても、曲の詞にしても、ある種、自分自身ではものすごく納得できるんだけれども、そのそれを具体的にあてはめる時に、それが全てではないっていうような状況になってしまうことがある。そういう意味では、これからの曲っていうのは、もう少し、その部分をクリアーしているような詞の内容だったり、曲調だったりしたいなってのは考えている。 (ja)
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  • 尾崎豊 Forget Me Not (ja)
  • 文藝別冊 尾崎豊 (ja)
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  • (和合亮一) (ja)
  • (松井巧) (ja)
  • (北小路隆志) (ja)
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  • 『街路樹』(がいろじゅ)は、日本のシンガーソングライターである尾崎豊の4作目のオリジナル・アルバム。 1988年9月1日にマザーアンドチルドレンからリリースされた。CBSソニーからの移籍第一弾として前作『壊れた扉から』(1985年)よりおよそ3年ぶりにリリースされた作品であり、作詞・作曲は尾崎、プロデュースは吉野金次および樫原伸彦が担当。尾崎自身が20代となって初めて制作された作品となった。前作まではアルバムタイトルおよび各曲タイトルに英題が付けられていたが、本作では英題が付けられていない。 レコーディングは1987年から日本国内の様々なスタジオにて断続的に行われ、尾崎の急病による全国ツアーの中断や覚醒剤取締法違反での逮捕などにより当初のリリース予定を大幅に延期して制作された。レコード会社の移籍に伴い制作スタッフが一新されており、前作に引き続き社会への反抗的なメッセージ色は薄まり内省的な感情を綴った曲が大半を占めている。 先行シングルとして「核 (CORE)」がリリースされた。また本作以前にシングル「太陽の破片」がリリースされているが本作には未収録となった。本作はオリコンチャートにて最高位2位を獲得したが、批評家たちからは斬新なアレンジによるサウンドは評価されたものの、所属事務所との確執などから尾崎自身が望まない環境でのリリースであったために賛否両論の評価となった。 (ja)
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