團成社(だんせいしゃ、朝鮮語: 단성사)は、大韓民国の映画館である。大韓帝国末期、同国が日本の保護国となった後の1907年(明治40年)6月4日、同国の首府・漢城府廟洞(現在のソウル特別市鐘路区廟洞)、つまり現在の位置に開館した。1939年(昭和14年)3月27日には大陸劇場(たいりくげきじょう)と改称している。第二次世界大戦後には館名を「團成社」に戻した。旧来の建物を解体し、新築落成した2005年(平成17年)1月からはマルチプレックスシアター(シネマコンプレックス)として稼働している。新漢字表記は団成社。 朝鮮初の常設映画館のひとつであること、加えて、初期において同館は映画製作を行っており「朝鮮映画第1号」とされる『』(1919年)を製作・公開したことで知られる。