周防(すはう/すおう)は、日本海軍の戦艦。元はロシア帝国の前弩級戦艦ポベーダ(ロシア語:Победа(パベーダ、勝利の意)、日本海軍の法令上はポピエダ、ペレスヴェート級)で、日露戦争の旅順攻囲戦で沈没。その後、日本海軍に鹵獲されたものである。艦名は旧国名「周防国」にちなむ。明治天皇に奏聞した候補艦名に「伊豫」があった。 旧式化により一等海防艦に類別。その後、ワシントン海軍軍縮条約により廃棄される。本艦は解体中に転覆、自沈処分となった。