台北市立建国高級中学(たいぺいしりつ けんこくこうきゅうちゅうがく、英: Taipei Municipal Jianguo Senior High School)は、台湾台北市にある全日制の公立高級中学(日本の高等学校に相当)である。 男子校であり、1898年に創立された台湾最古の公立高校である。設計は近藤十郞。戦前の日本時代までは、「台北一中」の略称と共に、台湾の筆頭中学校として知られていた。現代までノーベル賞受賞者、チューリング賞受賞者、中華民国総統、各県市知事が輩出し、自由な学風を持ち、最難関のエリート男子校として台湾に知られている。 台湾全国一斉高校入学試験(國民中學學生基本學力測驗)の実施以来、全科目の得点がPR値99(日本の偏差値71)、すなわち全国にて上位1%以内の成績の男子しか入学できないため、台湾大学への入学者数も全国トップにある 一方、課外スポーツの面でも、戦前日本時代の第17回・第23回の全国中等学校蹴球大会(現在の全国高等学校ラグビーフットボール大会)優勝校、野球の甲子園大会5回出場(第9回、第15回、第16回、第24回、第26回)して知られている。