臺與(台与、とよ)(235年 - 没年不明)、あるいは壹與(壱与、いよ)は、日本の弥生時代3世紀に、『三国志 (歴史書)・魏志倭人伝』中の邪馬台国を都とした倭の女王卑弥呼の宗女である。卑弥呼の後継の男王(名は不明)の次に、13歳で女王になり倭をまとめたとされる。魏志倭人伝中では「壹與」であるが、後代の書である『梁書倭国伝』『北史倭国伝』では「臺與」と記述されている。 「台与」は「臺與」の代用表記であり、「壱与」は「壹與」の新字体表記である。臺與の表記・読みについては異説が多く詳細は後記。