双川ダム(ふたかわダム)は、北海道日高郡新ひだか町、二級河川・静内川本流上流部に建設されたダムである。 北海道電力が管理する発電用ダムで、高さ30.5メートルの重力式コンクリートダム。静内川をはじめ新冠川(にいかっぷがわ)・沙流川・鵡川といった日高管内を流れる四河川を利用する大規模電源開発計画・の一環として建設された。直上流にある静内発電所から放流された水が下流域へ影響を及ぼさないようにダムで貯水し、調節する逆調整池の役割を果たし、併せて双川発電所による水力発電を行う。ダムによって形成された人造湖は双川調整池(ふたかわちょうせいち)と呼ばれている。