数学、特に素朴集合論における写像の値域(ちいき、英: range)は、その写像の終域または像の何れかの意味で用いられる。現代的な用法ではほとんど全ての場合において「像」の意味である。 * 写像の終域は任意の集合を取ることができる。実解析ならば通常は実数全体の成す集合を終域とする函数を考える。同様に、複素解析ならば複素数全体の成す集合である。 * 写像の像とはその写像の出力となる元全てからなる集合である。像は常に終域の部分集合になる。