人体科学会(じんたいかがっかい, Society for Mind-Body Science)とは、東西の文明の古い英知を現代において問い直すという立場から1991年11月に作られた学術団体である。現在は日本学術会議協力学術研究団体。従来の学問分野の境界を越えて、文科系から医療体育系、理工系まで総合した観点に立ち、各学系総力で未知の領域(身体・気・意識・霊性など)の洞察を深め、人間の本質を探究し、将来の世界における思想的理念を求めてゆくことを目標とする。会員には物理学者や科学哲学者から東洋医学者、超心理学者、宗教家まで非常に幅広い専門家が名を連ねている。代替医療・超心理学・気功など、科学の枠を超えた分野をも研究対象としている。 学術誌「人体科学」(Journal of Mind-Body Science、査読あり)を年に1・2回、機関誌「Mind-Body Science」を年1回発行している。