九〇式機上作業練習機(きゅうれいしききじょうさぎょうれんしゅうき)は、第一次世界大戦と第二次世界大戦の間に日本海軍で採用された練習機である。開発・製造は三菱重工業で、機体略番はK3M。 昭和6年10月に制式採用された本機は、航法、通信、射撃、爆撃、偵察等の機上での各種作業を学ぶ練習機として初めて開発された機体だった。全体に使いやすい機体で、太平洋戦争終戦まで広く利用された。