中島氏(なかしまし / なかじまし)は、日本の氏族のひとつ。下記のように多数の系統があり、諸国にこの中島という地名ありて数流の氏を起こす(322ヶ所)。中島氏(なかじまし / なかしまし)と中嶋氏(なかじまし / なかしまし)は出自が異なると考えられるが、本家と分家の区別などから改名した場合があり、仔細は不詳である。最も古代の中島氏は、ヤマト王権の行政区分の県の長官として名前がみえる。 清音の「なかしま」から時代が経つにつれて濁音の「なかじま」と変わった家や、中嶋から中島に変えた家がある。また、武士を廃業して別の職種へと変わった家がある。中島姓はヤマト王権や平家、南北朝時代、戦国時代に全国各地で見られることから一族は全国に散在していると推測できる。