ヴェスヴィオ山(伊: Il monte Vesuvio)は、イタリア・カンパニア州にある火山。ナポリから東へ約9kmのナポリ湾岸にある。現在は噴火していないが監視体制が敷かれている。日本ではベスビオ山、ベスビオス火山、ヴェスヴィオス火山とも呼ばれることがある。 狭義のヴェスヴィオ山は、ソンマ山(1,132m)とよばれる外輪山が取り巻いた標高1281メートルの複合成層火山。英語からヴェスヴィアス、ラテン語からウェスウィウス、ヴェスヴィウスとも呼ばれる。イタリア語の発音をカタカナ表記すると「ヴェズーヴィオ」となる。ローマ人にとっては紀元前73年に剣闘士スパルタクスが仲間とともに立て籠もった山として記憶されていた。