ヴァルトブルク (Wartburg) は旧ドイツ民主共和国(東ドイツ)に存在した小型乗用車ブランドである。 東ドイツにおけるミドルクラスセダンとして、1956年から長期に渡って生産された。名称は工場所在地であるテューリンゲン州アイゼナハにあるヴァルトブルク城に由来する。 生産終了から30年近く経つが、今なお走行可能な車両が数多く残存しており、趣味者によって、一部はラリーなどのモータースポーツにも用いられている。また、ヨーロッパ各地に所有者のクラブが存在している。