ロート製薬強要事件(ロートせいやくきょうようじけん)は、日本の右翼系市民団体「在日特権を許さない市民の会」と「チーム関西」の元幹部ら4名が、ロート製薬株式会社による韓国人女優キム・テヒのCM起用に抗議するとして2012年(平成24年)3月2日に同社本社を訪れ、従業員を脅迫して竹島の領有権問題およびキム・テヒ起用の是非に関する同社の見解を回答するよう求めたことにより、強要罪に問われた事件。フジテレビ抗議デモと並んで、2010年代の右翼による抗議行動の中で有名な事例に挙げられる。