ローザンヌ国際バレエコンクール(ローザンヌこくさいバレエコンクール、仏: Prix de Lausanne)は、スイスのローザンヌで毎年行われる、15歳から18歳までのバレエダンサーを対象としたコンクールである。スイスの非営利法人である舞踊振興財団(Fondation en faveur de l'Art chorégraphique)によって1973年から開催されている。 ヴァルナやモスクワなどの旧来のバレエコンクールとは異なり、若手ダンサーにキャリア形成につながる道筋を開くことを目的に掲げている。このため世界の著名なバレエ学校33校およびバレエ団32組織と提携しており、主たる賞であるローザンヌ賞(を参照)でこれらに無償で留学・研修することのできる権利を生活支援金とともに授与している。 歴代の受賞者の多くがプロとして活躍していることから、若手バレエダンサーの登竜門の一つと考えられてきた。