リンネソウ(リンネ草、学名:Linnaea borealis L.)は、スイカズラ科 リンネソウ属に分類される常緑小低木。本種のみでリンネソウ属を構成する。 分類学の基礎を築いたカール・フォン・リンネがこの植物を愛好しており、この種を記録した際に自らの名前を学名(属名)に付けた。和名もそれにちなんでいる。なお日本では、茎が二股に分かれて花を付けることから「メオトバナ(夫婦花)」と呼ばれていた。他の別名が、エゾアリドオシ。種小名の「borealis」は、「北方の」を意味する。