ミクーリン AM-42(ロシア語: Микулин АМ-42)とは、第二次世界大戦中の1940年代にソビエト連邦のミクーリン設計局で開発された航空機用レシプロエンジンである。同局が手掛けたAM-38Fをベースとして出力を向上させたもので、イリューシン Il-1戦闘機や、Il-8・Il-10 対地攻撃機に搭載された。 エンジンは液冷V型12気筒の構造を持ち、排気量47リットルで2000馬力程度の出力を発揮した。