ポプリ(フランス語: pot-pourri)は、花や葉・香草(ハーブ)、香辛料(スパイス)、木の実、果物の皮や苔、精油またはポプリオイルなどの香料を混ぜあわせて容器に入れ熟成させて作るのひとつ。語源はフランス語で「ごった煮料理」を意味したpot pourri(直訳=「腐った鍋」)で、多様な材料を混ぜてつぼに入れて作ったことに由来する。 日本には、カナダのL・M・モンゴメリ作の小説『赤毛のアン』シリーズの『アンの友達』の中で、村岡花子が「雑香」と訳したことで紹介されたとされる。 主流なポプリには次の2種類がある。 ドライポプリすべての材料を乾燥させて作る。英国風のポプリ。モイストポプリ生乾きの材料に塩(または粗塩)を加え保存処理をして作る。フランス風のポプリ。モイストポプリは古代エジプト時代から作られていたという説もある。