『ペトロの手紙一』(ペトロのてがみいち)は新約聖書中の一書で公同書簡と呼ばれるものの一つ。使徒の筆頭格であるペトロ(口語訳、新改訳では「ペテロ」と表記される。)によるとされる書簡は2通あるなかで、『ペトロの手紙二』の扱いについては初代教会の時代から問題とされることが多かったが、第一の手紙に関しては問題もなくすんなりと新約聖書の正典におさめられた。