ベアハッグ(Bear Hug)は、レスリング、プロレス、総合格闘技などの格闘技で使用される締め技、テイクダウン技の一種である。技の目的は異なるが見た目が類似しているため、相撲の決まり手の一種である鯖折りと呼ばれることもある。プロレスでは熊式鯖折り(くましきさばおり)とも呼ばれている。 近代プロレスではジョージ・ハッケンシュミットが得意技としていた。ハッケンシュミットは帝政ロシア期のエストニア出身レスラーであるが、その故郷では挨拶の際、非常に強く、抱き合う習慣があったことからハッケンシュミットが得意技とした締め技として熊の抱擁という呼称が付いたと言われる。