ヘリテージング100選(ヘリテージングひゃくせん)とは、毎日新聞社が創刊135年を記念して行った周年事業。日本全国からふさわしいを公募し、応募データに基づいて2006年(平成18年)10月29日に選考委員会が開かれ、100件の近代遺産がヘリテージング100選として選定された。新聞紙上での発表は平成18年11月16日、12月26日、平成19年1月24日の3回に分けて行われた。この事業には国土交通省、文化庁、社団法人日本観光協会、財団法人日本ナショナルトラストが後援している。またヘリテージング100選の企画にあたっては、株式会社博報堂とが協力を行っている。 ヘリテージングは、明治維新から昭和戦前までの間に造られた、近代遺産のすべてを観光の対象とする観光レジャーの一形態であり、建築・建造物の文化的価値や学術的価値とは別に、「なつかしい」「めずらしい」「うつくしい」という感動要素があじわえるかどうかという観光価値を重視しており、ヘリテージング100選においても、この観点から100件の近代遺産が選定されている。