フラメンコ(Flamenco)は、スペイン南部のアンダルシア地方を中心に、ムルシア州やエストレマドゥーラ州にも伝わる芸能で、歌、踊り、ギターの伴奏が主体となっている。2010年にはユネスコによって、スペインの無形文化遺産に登録された。 フラメンコの歴史と発展にはヒターノ(スペインにおけるロマ、いわゆるジプシー)が重要な役割を果たしている。さらにさかのぼると、ムーア人やユダヤ人の影響もみられるとされる。