フィンランドの人口統計(フィンランドのじんこうとうけい、英語: Demographics of Finland)では、フィンランド共和国の人口密度、民族構成、教育水準、国民の健康、経済、宗教などについて述べる。 フィンランドの人口は約550万人であり、人口密度の平均は17人/km2である。これはヨーロッパではアイスランドとノルウェーに続いて3位の低さである。人口の分布は平均ではなく、南西の小さな海岸平原や中央部に集中している。に人口の多くが集中している。人口の約85%が都市部に住んでおり、うちだけで100万の人口がいる。一方、北極圏のラップランドでは人口密度がわずか2人/km2である。 フィンランドは民族的にはやや単一な国である。主な民族はフィン人であるが、歴史的な理由で少数民族としてスウェーデン系フィンランド人、サーミ人、が存在する。移民により、、エストニア人、も住むようになった。公用語はフィンランド語とスウェーデン語であり、うちスウェーデン語はフィンランド人口の5%が母語話者である。13世紀から19世紀初まで、フィンランドはスウェーデン領であった。 フィン人の73%が信者となっているフィンランド福音ルター派教会がフィンランド最大の宗教である。