ピエリネン湖(フィンランド語: Pielinen、ピエリス湖(フィンランド語: Pielisjärvi)と表記されることもある)は、フィンランド東部の湖。北カルヤラ県に属する。フィンランドで4番目に大きな湖で、流域面積は12,823 km2 (4,951 sq mi)に及び、フィンランド東部とロシアの間で、ほぼ同等に配分されている。湖とその流出河川が形作られたのは、土地の隆起をもたらしたによるものである。フィンランドの湖では一般的なことだが、集水域に湿原の割合が多く、腐植物起源のフミン酸によって、湖水は暗い色をしている。 ピエリネン湖は、フィンランドのみならずロシアやスウェーデンにとっても歴史的に重要な北ヨーロッパの地域であり、カレリア人が居住しているカレリアの北端にある。ピエリネン湖の湖畔の一部は、(フィンランド語: Kolin kansallispuisto)に指定されており、夏季の美しい風景やスキー、そしてリエクサやで活動するルーナー・ハイキング・センターが中心のホワイトウォーター・ラフティングが著名である。