パクス・シニカ(ラテン語: Pax Sinica、簡体字:中华治世、繁体字:中華治世)とは、中国主導による東アジアにおける平和な時代を意味する史学上の用語。パクス・シニカの複数の時期を合計すると、およそ2000年もの長さにおよぶ。 東洋のパクス・シニカは最初に漢の時代に出現し、ローマ帝国主導の西洋のパクス・ロマーナの時期と一致した。これはにおける長距離旅行と貿易を刺激したが、パクス・シニカとパクス・ロマーナはともに200年ごろには衰退していった。