『パイドン』(パイドーン、古希: Φαίδων、英: Phaedo)は、プラトンの中期対話篇。副題は「魂の不死について」。『ファイドン』とも。 ソクラテスの死刑当日を舞台とした作品であり、『メノン』に続いて想起説(アナムネーシス)が取り上げられる他、イデア論が初めて(理論として明確な形で)登場する重要な哲学書である。