ドイツ独立社会民主党(ドイツどくりつしゃかいみんしゅとう、ドイツ語: Unabhängige Sozialdemokratische Partei Deutschlands、略称:USPD)は、帝政末期からヴァイマル共和政期にかけて存在したドイツの政党。第一次世界大戦中の1917年に、ドイツ社会民主党(SPD)の戦争支持の方針に反発して離党した者たちにより結成された。ドイツ革命直後の頃に社民党とともに仮政府を構成したが、すぐに決裂して社民党政権と対立を深めた。1920年にコミンテルン参加問題をめぐって分裂し、参加に賛成する左派はドイツ共産党(KPD)へ移った。反対する右派は党にとどまったが、1922年には社民党と再合流した。残ったわずかな者たちも1931年にドイツ社会主義労働者党に合流した。