デルスウ・ウザーラ(ロシア語: Дерсу Узала、1849年 - 1908年)は、ナナイ(ゴリド人)の猟師。沿海州と呼ばれる北東アジアのロシア領で生活していた。デルスー・ウザーラ、デルス・ウザラ、デルス・ウザラーなどの日本語表記もある。 優れた感覚や射撃の腕、森で暮らすための知恵をもち、ロシア人の探検家ウラジーミル・アルセーニエフを助けた。アルセーニエフの探検記によって、ロシアで広く知られるようになった。黒澤明監督の映画『デルス・ウザーラ』(1975年)によって、その人物像が映像化された。