ダルダニア (古代ギリシア語: Δαρδανία; ラテン語: Dardania) は、バルカン半島中央部、現在のコソボ周辺を指した古代の地域名であり、またそこに設置されたローマ帝国の属州の一つである。87年から284年まではモエシア属州および属州内で使われた地域名だった。ディオクレティアヌス帝の時代に独立した属州となり、293年から337年まではに属する属州とされた。ダルダニアという名は、紀元前2世紀から紀元前1世紀にかけてローマに征服されたダルダニア人に由来する。