ダビューク (Dubuque) は、アメリカ合衆国アイオワ州北東部、ダビューク郡に位置する都市。市はミシシッピ川に面し、アイオワ、イリノイ、ウィスコンシンの3州境に位置している。地元ではその立地から「トライ・ステート・エリア」と呼ばれており、ダビュークはその商工業、教育、および文化の中心となっている。また、カトリック教会のダビューク大司教区が本拠を置く、宗教都市としての側面も持っている。人口は57,637人(2010年国勢調査)。 ダビュークはアイオワ州最古の都市である。その歴史は1785年までさかのぼり、1833年にはアイオワ準州の成立よりも前に正式な市となった。また、ダビュークは現在のアイオワ州のみならず、アッパー・ミッドウェストと呼ばれる、現在のウィスコンシン州やミネソタ州など、中西部でも北のほうにあたる地域への入植の拠点ともなった。そうした理由から、ダビュークは「鍵となった街」 (Key City) と呼ばれている。