この項目では、タトラ国営会社スミーホフ工場(ČKDタトラ)が製造した路面電車車両(タトラカー)のタトラT3(タトラT3SU)のうち、ソビエト連邦(ソ連)(→ロシア連邦)の首都・モスクワの路面電車であるモスクワ市電に導入された車両について解説する。1963年から1988年まで計2,084両の大量導入が実施され、長期にわたって使用されていたが、後継車両の導入により2021年までに営業運転を終了した。