ジャーンシー王妃連隊(Rani of Jhansi Regiment)は1942年、植民地インドのイギリス支配の打倒を目指し、インドの民族主義者が大日本帝国の援助を得て東南アジアで結成した武装勢力、インド国民軍の女性連隊である。第二次世界大戦における女性だけで構成された戦闘部隊の一つ。ラクシュミ・スワミナサン大尉(後に2002年インド大統領選挙において左翼戦線の主要候補にもなったラクシュミ・サーガルとしても知られる)に率いられ、1943年7月に東南アジアのインド系移民の中から志願した兵士により構成されていた。インドの女王で自由の闘士として名高いジャーンシーのラクシュミー・バーイー王妃にちなんで「ジャーンシー王妃連隊」と命名された。