『サン・ジョッベ祭壇画』(サン・ジョッベさいだんが、伊:Pala di San Giobbe)は、イタリアのルネサンス期ヴェネツィア派の巨匠、ジョヴァンニ・ベッリーニが1487年頃に描いた油彩画である。 1485年のペストの発生に触発されたこの聖会話の絵画は、ベッリーニにとって初めて絵画の周囲の教会建築に合わせ、その場で創案されたという点で独自のものであり、当時最大の聖会話の絵画の1つであった。もともとはヴェネツィアのサン・ジョッベ (イタリア語で「聖ヨブ」)教会にあったが、ナポレオン・ボナパルトに略奪された後、現在はヴェネツィアのアカデミア美術館に収蔵されている。