サルビア・ディビノラム(学名Salvia divinorum)は、メキシコ合衆国のに自生する、シソ科アキギリ属に属する多年草であり、これに含まれる成分サルビノリンAが幻覚作用を有する。この成分の含有は通常のサルビアとは異なる。カタカナに表記の揺れがありディヴィノルム、ディビノルムとも言うが、法令上は最初に示したとおりである。 20世紀中ごろに、原住民のマサテコ族によるシャーマニズムの研究の際に発見された。 2020年現在、日本において医薬品医療機器等法に基づく指定薬物に指定されているのは、「直ちに人の身体に使用可能な形状の」サルビア・ディビノラム自体および主成分のサルビノリンAである。国際的に厳しく規制されているものではなく、向精神薬に関する条約の管理下にはない。