サバイバルホラー(英: Survival horror)は、コンピュータゲームのジャンルの1つで、プレイヤーがアンデッドや超自然的な敵などから生き延びることを目的としたホラーゲームのことを指す。閉所恐怖を感じさせる場所が舞台で、第三者からの視点でプレイするというのが典型的なものである。ただし、これは「そうしたジャンルが多い」というだけで、それ以外の視点(主観であったり―)のゲームでも「ゾンビや幽霊等から生き延びる」というコンセプトのゲームならば、それはオカルト性の有無を問わずサバイバルホラーと呼べるだろう。一般的に「サバイバルホラー」というジャンルには、そのゲーム性よりもテーマのほうが重視される。そのため、極論すれば落ちものパズルやレースゲームでも「サバイバルホラー」というジャンルを取り入れる事は理論上不可能ではない。 また、欧米および日本のホラー映画においてもよく使われているジャンルである。「サバイバルホラー」という語が初めて用いられたのは1996年に発売された『バイオハザード』であるが、それ以前のゲームである『アローン・イン・ザ・ダーク』はこのジャンルの先駆けである。この語は『バイオハザード』以前に発売された同種のゲームについてもよく用いられている。