コパ・アメリカ2021(葡: Copa América 2021)は、2021年6月13日から7月10日にかけて開催された第47回目のコパ・アメリカである。もともと2020年にコパ・アメリカ2020として開催する予定であったが、COVID-19が世界中で深刻に広がったため、EURO同様2021年に延期された。 当初はアルゼンチンとコロンビアの共催予定であったが、2021年5月20日にコロンビアが同国の政情不安を理由に共催から離脱することを発表。さらに、アルゼンチンもCOVID-19感染拡大の影響によるため、同月30日に開催権を返上。急遽翌31日に、前回大会に続きブラジルでの開催が決定した。 もっとも、ブラジル国内でもCOVID-19の抑制に歯止めがかからず、当初から開催反対の声が根強く、自国代表も出場ボイコットを仄めかしていたものの、結局は前言撤回し、大会は開催。予定通りに開催した背景には経済的な面が大きく、仮に中止した場合には相当な負債が発生した可能性が高かったからだと言われている。