ゴイアニア(Goiânia [ɡojˈjɐniɐ])は、ブラジルのゴイアス州の州都。人口は約153万人(2020年)。首都ブラジリアの200km南西に位置する。 ブラジル高原にあり、農産物(牛肉や大豆)の集積地として建設された計画都市であり、1933年に建設された。後にブラジル内陸の拠点都市として、工業、医療、農業の中心基地として発展を遂げた。また、多くのブラジル国内大手企業が拠点を置いているなど、ブラジルを代表する経済都市として発展している。 また、市街地は切り開かれた森林地帯の中にあり、世界で2番めに居住者が多い森林地帯(1位はカナダのエドモントン)と見做されている。市街地は三方からの平原に展開し、市街地の30%が植林(伐採されずに残ったものも多い)に覆われているなど、特徴的な景観を見せている。また、泉も多く、"spring capital"の異名を持つ。