ケルト美術(英語: Celtic art)とは、ケルト人に関連する美術の総称であり、紀元前6世紀頃から後3世紀頃までの美術を指す。ラ・テーヌ期 (前6世紀~後1世紀) の美術を指す場合と、ガリア・ローマ時代の美術を指す場合がある。 ケルト美術は、渦巻・組紐・動物文様などが組み合わされた美術として知られる。キリスト教と融合し『ケルズの書』、『リンデスファーン福音書』、『ダロウの書』などの華麗な装飾写本を生み出した。ケルト十字などは、ケルト美術の主要な一部である。