『キリストの埋葬』(キリストのまいそう、伊:Deposizione Borghese)、または『バリオーニ祭壇画』(バリオーニさいだんが、伊:Pala Baglioni)は、イタリアの盛期ルネサンスの巨匠、ラファエロによる油彩画である。「Raphael. Urbinas. MDVII」と署名され、制作年が記されている。絵画はローマのボルゲーゼ美術館に所蔵されている。ペルージャのアタランタ・バリオーニから、殺害された息子のグリフォネット・バリオーニを記念して依頼された大きな祭壇画の中央パネルである。多くの作品のように、本作は「キリストの十字架降架」、「キリストの哀悼」、そして「キリストの埋葬」の主題と共通の要素を有している。絵画は板上に描かれており、184 x176cmの大きさである。